エコ・ホームづくりの特徴
屋根裏二重断熱層
(東邦コーポレーシン、三洋電機ソーラーエナジー)
- 19 mm の野地板の下に 50mm の断熱材を入れ、厚さ 50 mm の第一層目の 断熱層を作る。断熱材と垂木との接触部分、および断熱材を留める桟には
ことごとく コーテイングを丁寧に施し、 完璧な気密性をもたせる。
こうして出来た第一層目に直射日光で温められて入ってくる約60^o Cの 空気を、対流を利用して自然に上昇させ尾根瓦の間から吐き出す。
- さらに 25 mm の断熱材で厚さ 75 mm の第二層目の断熱層を作り、 第一層目で防げなかった温かい空気を、棟木の下の三角形の屋根裏に誘導し、
太陽光発電で自動的に作動する換気扇で 強制排気する。
したがって太陽と共に呼吸している自然の家となる。
- 34m^2のOM屋根ガラス集熱面の下は非常に高温になるので、 さらに野地板の上に 80mm
のもう一層の断熱層を入れ、計三層とする。 またそれ以外の屋根部分も、S型瓦と野地板の間に出来た広い
断熱層の空間を考慮すれば合計で三層となる。