エコ・ホームづくりの特徴
北欧パイン・角ログハウス (東邦コーポレーション)
- ログハウスの部材はフィンランドのパインをマシンカットで角ログにしたもので、 総量は約65トン(4トン車16台分)。これを大型コンテナにぎっしり詰め込み、
フィンランドからシベリア鉄道で陸路ナホトカ港まで輸送。さらにここから神戸港まで海上
輸送し、通関を済ませる。その後3台の大型コンテナ車でフェリーに乗せ、淡路島へ運ぶ。
荷下ろしは、約10数名で早朝から夜7時過ぎまでかかった。
- 高級北欧家具の伝統を受け継いだ高性能の正確なマシンカットの角ログを 使用。丸ログに比べて重圧感がなく、非常にすっきりと洗練された印象を
与え、これからのログハウスの新しいトレンドとなることが予想される。
- 現在最も進んだ ノッチの技術であると ヨーロッパで高く評価されている
独特のジョイントのため、非常に頑強な組立が出来た。
- 組立をさらに頑強にするために、組立時に 打歩穴を大幅に増やし
一段づつ丁寧に締めて積み上げていった。
- 高気密性を持たせるため、窓はすべて二重ガラス (Pane Glasses) とした。
- ロフト部分のログパネルで覆う外壁部分も、すべて二重の断熱層の壁とした。
日本初の 二重壁構造 ログハウス
- 19段の高さとなる外壁はすべてログを二重に積み上げた。 この工法は日本で最初である。
そのため非常に強度が増し、 耐震性に優れ、屋根瓦の重さにも長期にわたって 耐えることが出来る。
- 二重壁の内壁部分に タイベック・シートを貼り、パーライト(Perlite)を
ぎっしり詰めた。 その結果、超断熱性、耐火性、耐薬性、耐水性、および高い吸音効果を得る
ことが出来る。
- 二重壁工法の副産物として、第一に電気、電話、コンピュータLAN等の配線が ログハウスでも容易となった。また第二に、窓枠が二重壁の外側部分に
張り出すため、意匠的にも出窓のような広々とした空間を 作り出せることが出来る。
- 短所として木材を必要以上に使用するという点があげられるが、木材は 本来再生可能
(Renewable) な資源であり、ログハウス100年の耐用年数内に伐採量と 同量の森林が育つように森林管理
(Forest Management) を計画的に実行すれば 決して資源の浪費とはならない。