エコ・ホームづくりの特徴
個人住宅用太陽光発電システム (三洋電機ソーラーエナジー)
太陽電池 (Photovoltaic Cells, PV) は、太陽の光エネルギーを直接 電気エネルギーに変換する素子である。太陽光発電の長所、短所は以下の とうりである。
[長所]
太陽の自然エネルギー(無料)の有効利用
無公害なクリーンエネルギー
配線工事が不用で、使用場所ですぐに発電できる
曇りでも発電できる
メインテナンスが容易で、自動化や無人化が可能
[短所]
気象条件に大いに左右される
蓄電機能がない
3.06 kW の多結晶シリコン(Si)系太陽光発電システムを設置し、 年間約 3,200 kW の電力生産を見込む。 現在の関西電力への売電料金は 19.67 円/kW(但し、従量電灯 B 契約)であるので、 年間約6.3 万円となる。 このシステムの耐用年数は、半永久的。 (近い将来発電量を 5kW に増設予定で、そのための基礎工事を今回 同時に行なう。)
システムの設置費用は600万円。そのうち新エネルギー財団の 補助金(90 万円/kW)を差し引きすると、設置者個人負担額は約330万円 となる。したがって単純計算すれば費用償還に約41年かかることになる。 実際にはアジアにおけるエネルギー需要の急増、石油資源の枯渇、炭素税等の 環境対策費の上昇等で電気代の上昇が不可避なので、償還年数は30年を 下回ると予想される。
(このシステム設置後のこの1年間に、太陽光発電システムの費用は約400万円と 急激に大幅値下げとなった。喜んでいいのやら悲しんでいいのやら?)
五色町鮎原小学校4年生樫本先生の子供たちが
太陽電池の学習のために見学(1998年10月)
朝日新聞(淡路版)、1997年(平成9年)12月3日(水)の紹介記事